ニワトリを殺すな/ケビン・D.ワン

◆本の内容


銀行から、とあるベンチャー企業に出向させられたデビットは、若干ふて腐れていた。出世コースを外れたことを理解していたからだ。しかし彼のそんな想いは、出向先の会社を訪れ、とある会議を覗き、社長のジェームスとディナーを食べたところで霧散した。「Don't Kill a Cock」に込められた想いが、彼の人生と仕事に対する向き合い方を変える。みたいなお話の、物語仕立てになっている自己啓発書です。



◆感想


 きっと誰もが働きたくなる会社でありながら、
 現実ではほとんど見られない社風の会社が舞台です。

 書かれていることは至極、単純なことです。
 失敗しても良いからチャレンジしろや。
 本質的に解決すべきことは本質的に解決しなさい。
 時間を大事にね。
 などなど、小学校の道徳の時間に出てきてもおかしくないでしょう。

 ですが、それを実行できている人、組織は少ないと言わざるをえません。
 簡単でありながら難しいこと、ただし実現出来れば仕事が楽しくなりそうなこと、
 そんなことが物語を通して書かれていました。

 文字は大きいしページ数も少ないので、
 文章量的な読み応えを期待している人はイマイチかもしれません。
 個人的には、量の少なさが気にならないくらい、非常に有意義に読めました。


◆お気に入り度


 星5つ:★★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、私は結構ビジネス書を読む方です。
 もちろん上には上がいるでしょうが、少ない方ではないはずです。

 そのため誤解を受けることがたまにあるのですが、
 私は「自己啓発」とか「コンサル」とかいう言葉が、あまり好きではありません。
 もっと正直に言えば、嫌いです。「けっ(−A−)」って思っています。

 理由は、胡散臭いイメージがあるからです。

 「自己啓発」には、怪しい教材やセミナーに騙されるイメージがあります。
 「私の言う通りにすれば幸せになれますよ」です。

 「コンサル」には、口先だけで行動が伴わない印象があります。
 好き勝手言うけど、結果に対して責任を取らないイメージです。

 もちろん、どちらも本来の意味と異なるのは分かっています。

 特にコンサルタントを名乗っている方は憤慨されるかもしれませんね。
 多くのコンサルタントの方が誠実にやっていることは、理解しています。
 ですが、一部とはいえ、専門家を名乗っているド素人がいるのも事実です。

 要は、どちらも

 「真っ当な人も多いけど、胡散臭い人が紛れ込みやすい」

 分野だと思うのです。
 その上で、私のようなぼへぼへ零細自営業者に寄ってくるのは後者が多いです(笑)

 なもんで私は、自己啓発セミナー関連のご案内や何ちゃら診断系のお誘いは
 すべて無視します。

 私が今までに読んだ本の傾向をご覧になって、
 そっち系に興味があると判断されるのは
 力いっぱい勘違いなのでご注意ください。

 仮に興味が湧いても、自分で探しますよ。

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posted by ササキマコト at 12:29 | ビジネス書