◆本の内容
心優しい少年ルッコラの元に突然やってきたウサギ型ロボット・ウサギくんは、絵に描いたような俗物根性の持ち主だった。ウサギくんはルッコラの発明品は金になると考え、二人で協力して発明品を世に売り出す。その経験を通して、モノを作って売ることがどういうことかを学んでいく物語です。マーケティングの基礎についてお絵本と解説で学べます。
◆感想
当たり(*´ェ`*)
とても良い本でした。
小手先のテクニックではなく、本質的な部分について学べるので、
マーケティングを勉強する人の最初の一冊としてオススメです。
より専門的な部分に踏み込んで学ぶ必要がある人も、
本書に書いてあることを理解しているか否かで、
その後の学習スピード、得た知識を有効に使えるか、等に差が出るでしょう。
内容も、半分は絵本なので難しくはありません。
ウサギくんが思いのほか俗物なので、くすりと笑えます。
ウサギのくせにニンジン嫌いだし、ちょっと儲かると札束お風呂に入っちゃうし、
こいつ、昔話だったら絶対痛い目に遭う方のキャラじゃん。
ルッコラが純粋なキャラだけに、その対比で、ちょいちょい笑えました。
お手軽にマーケティングの本質を学べる一冊です。
マーケティングに興味があるけど、どこから勉強すれば良いか分からない方は
読んでみてくださいな。
最初の一冊としては、とても優秀な本だと思います。
◆お気に入り度
星5つ:★★★★★
◆日記とか雑談とか
さて、何事もそうですが、やったことの成果が出るのは時間が掛かります。
お仕事、勉強、ダイエット、その他諸々、結果を急ぎ過ぎてはいけません。
それが「結果は後から付いてくる」に込められた教訓の一つなのでしょうね。
と言いますのも、自分の行動を改めて振り返ってみたら笑えてきたのです。
私はわわわIT用語辞典をはじめとして、いくつかWebサイトを運営しています。
より良いサイトにしてアクセス数を増やしたいので、一生懸命改良します。
でも、アクセス数が増えません(−A−)
モチベーションが下がって手を抜きがちになります。
しばらく経つと、何もしていないのにアクセス数が増えます(−∀−)
モチベーションが上がって、一生懸命改良します。
以下、この繰り返しです。
まさしく「一喜一憂」しています。
冷静に考えると当たり前の話ですし、滑稽でもあるのですけどね。
やったことが浸透して成果に繋がるまでには時間が掛かります。
でも、やったことが即座に結果に繋がらないと、しょんぼりしちゃうのです。
これが、常に結果を追い求める者の末路です(−−)b
では、どうすれば良いのでしょう?
いろいろな意見があるとは思いますが、
個人的には、別にどうもしなくても良いと思っています。
ほら、なんだかんだで前には進んでいるのですから。
別に、このままでもいーじゃん(−ε−)
その代わり、一喜一憂している自分に対してツッコミを入れるようにしましょう。
「今、おまえがヘコんでいるのはな。3か月前のおまえが頑張らなかったからだよ」
「今、おまえが喜んでいるのはな。3か月前のおまえが頑張ったからだよ」
「今サボると、3か月後にきっついぞ〜」
「今頑張ると、3か月後のおまえが幸せだぞ」
3か月後の自分を意識することで、モチベーションの維持は比較的楽になりますよ。
まぁ「3か月後の自分、ゴメン!今日はダラダラするよ!」って思うことも
よくあったりなかったりするんですけどね(−。−)ぼそっ