魔界探偵冥王星O―ペインのP/越前魔太郎

◆本の内容


【彼ら】に視覚・味覚・嗅覚・痛覚を奪われた妹と、妹の痛覚を与えられた姉。彼女たちは【彼ら】狩りを生業としていた。そんな二人の生活する金星堂に一人の少年が訪れたのが事件の始まり。少年は助手として二人を手伝うことになったが……みたいな内容です。「冥王星O」をキーワードとするコラボシリーズの中の一作です。



◆感想


 何の予備知識も無い状態で読みました。
 冥王星O?随分香ばしいネーミングですね。
 越前魔太郎?誰それ?状態です。

 そんな予備知識なしの状態が良かったのか悪かったのか、
 普通に楽しめました。
 「冥王星O」なる人物がこれっぽっちも出てこないし、
 どこら辺が魔界探偵なのか分からないしで、
 多少戸惑いはありましたが、面白かったです。

 後からWikiを見て、複数の作家さんによる連作であることと、
 本作が番外編的位置付けであることを知って、
 冥王星Oがほぼ空気だったことにも多少納得はできましたし。

 シリーズを追いかけている人が満足できるかは分かりませんけどね。
 私自身は楽しめたので、シリーズの他の作品も読んでみようと思います。


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、わわわIT用語辞典にコラム「情報の断捨離」を追加しました。
 ちょー久しぶりの更新ですが、気が向いたら読んでやってくださいm(__)m


タグ:越前魔太郎
posted by ササキマコト at 08:41 | 小説