◆本の内容
スルガシステムがとある会社を買収しました。桜坂君の上司である藤崎さんが、その会社の技術部長を兼任することになりました。なぜか桜坂君(新卒・一年目)が、部長代理として紹介されました。……ん?上司の藤崎さんは、挨拶もそこそこに長期出張に旅立ちました。……あれ?丸投げされた桜坂君が頑張るお話です。
◆感想
スルガシステムの良心だと思っていた藤崎さんの鬼畜っぷりが垣間見えた一冊でした。
これは、さすがに無茶振りでしょ(ノ∀`)
新卒一年目で管理職ですか。
でも、まぁ、主人公補正がありますからね。
どーせ何とかなるんだべ、と一歩引いて見ることができたお陰で、
私の胃は無事に守られました。
これ、桜坂君に感情移入しながら読んだら、胃潰瘍になりそうですね。
本作では、違う立場の人たちがそれぞれの立場で最善を尽くして、
それでも(それだからこそ?)衝突します。
相変わらず決着のつけ方はご都合主義のフィクションですが、
途中のすれ違い具合は中々にリアルなのではないでしょうか。
最早SEが関係無くなっていたりもしますが、
お仕事小説と捉えれば、読みごたえはあると思います。
本シリーズも次巻で一つの区切りとなるようです。
既に購入はしているので、早速、読んでみます。
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、今日はひょっこり丸一日予定が空きました。
一日中、寝倒します(−−)ノ
おやすみなさいませ(−−)Zzz
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