いつまでもショパン/中山七里

◆本の内容


『さよならドビュッシー』シリーズです。ショパン・コンクールとテロ。岬洋介も参加するショパン・コンクールで奇妙な殺人事件が発生した。死体の指が10本とも切断されていたのだ。さらに世界的テロリスト"ピアニスト"が付近に潜伏しているとの情報もあり、会場会場周辺でもテロが頻発する。一体、"ピアニスト"は誰なのか?!そして、ショパン・コンクールの行方は?みたいなお話です。



◆感想


 このシリーズの特徴である音楽描写を楽しめるかが鍵でしょう。
 舞台がコンクールのせいか、過去作以上に音楽描写が多いように感じました。
 私はショパンに詳しくないので「ふ〜ん(−−)」なところも多かったのですが、
 ある程度の音楽知識があれば、さらに楽しめる……のかな?
 なんかショパンの話がいっぱいでした。

 ミステリー要素は、おまけだと思います。
 かなり引っ張っていましたけどね。
 前半は「こいつが怪しい」「こいつも怪しい」となりましたが、
 メタ的な視点で見てしまうと、あっさり謎が解けると思います。
 私は「ミステリーとして成立させたければ、コイツが犯人だ!」みたいな読みが
 サクっと的中しました(ノ∀`)

 本作単体でも楽しめますが、刊行順に読んでいると、
 ちょっとだけニヤリとできるはずです。
 できれば出版された順に読んであげてください。


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、あっという間に正月三が日が終わります。
 早い、早すぎるよ(´・ω・`)

 「去年の今頃は何してたっけっかな〜」と思って2015年1月3日の記事を読んだところ、
 なんと、読んだ本が『さよならドビュッシー』でした。

 そうです。
 今日取り上げた『いつまでもショパン』と同じシリーズの一作目です。
 単なる偶然なのですが、ちょっと奇妙な縁を感じました。

 というか、一年経っても成長していないな〜と思いました。

 多分、去年も「今年は芸術でも愛でるか」とか調子こいたことを考えたのですよ。
 今年も「今年は芸術でも愛でるか」とか調子こいた考えが動機で、
 その最初の一歩として『いつまでもショパン』を読みました。
 まずは身近なところから始めて、徐々にシフトしていくつもりだったのです。

 歴史は繰り返すと言いますが、2015年がどうなったかを見る限り、
 今年も芸術を愛でるのは三日坊主で終わりそうですな(´−ε−`)

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タグ:中山七里
posted by ササキマコト at 06:23 | 小説