◆本の内容
浅井美沙は宣言した。「希望退職して、天職を探します!」美沙の宣言に対し、部長の堺虎男は返答した。「浅井さん、言いたいことはそれだけですか?」それが物語の始まり。美沙の考えはことごとく堺に論破され、営業事務だった美沙の仕事はいつの間にか営業に変わり、そして、腰掛OLだった美沙の何かが変わる物語です。小説形式のビジネス書です。
◆感想
本屋さんで見かけて、表紙の絵に何となく惹かれ、
パラパラ眺めたら小説形式だったので買いました。
こういう出会いがあるのが、リアル書店の良いところですね。
肝心の中身ですが、小説としての面白さも感じられて良かったです。
あまり説明的にならず、でも含蓄に富んだ内容が多く、有意義に読めました。
主人公の美沙ちゃんには、あまり共感できなかったですけどね。
むしろ「ダメダメだな、こいつ」と感じることの方が多かったですけどね。
そんなのが気にならないくらい、堺部長がスーパー上司でした。
ちゃんと相手の考えも聞こうとしているし、言ってることは筋が通ってるし、
ぐうの音も出ないとは、正に、この事です。
なんだよ、このおっさん。完璧超人かよ。
堺部長のお言葉はどれも頷けることばかりでしたが、
特に、モチベーションに対する考え方が
個人的な「ふむふむ(−−)」ポイントでした。
私はやる気の有無で成果がガッツリ変わるタイプなので、
モチベーションの維持には、普段からかなり心を砕いています。
でも、堺部長は言うわけですよ。
「それは『当たり前』のレベルが低いからだよ」って。
やる気が必要なのは、当たり前じゃないことをするときなんですってさ。
やるのが当たり前なら、やる気なんて出す必要がない。
「モチベーションが高い状態を維持する」ための工夫は心掛けていましたが、
これからは「モチベーションが高くなくてもやれるようにする」転じて
「やるのが当たり前の状態にする」方向でも工夫してみようと思いました。
そのような考え方を学べただけでも、読んで良かったです。
とても有意義な読書タイムでした(*´ェ`*)
◆お気に入り度
星5つ:★★★★★
◆日記とか雑談とか
さて、今日も元気だ、ご飯が美味い。
リバウンドしました(−A−)
人間の身体ってスゴイですね!
ちょっと油断したら、2週間で3kg増えたよ(つд`)
最近、お通じがよろしくないので、
出すもの出したら少しはマシになるはず!と信じてはいますが、
ちょっとシャレにならない状況になってきました。
気を引き締め直そうと思います(−−;
世の中のダイエットを頑張っている人たちはスゴイですね。
冗談抜きで、尊敬します。