贋作ゲーム―昭和ミステリ秘宝/山田正紀

◆本の内容


ミステリー小説……否、"泥棒小説"の短編集です。「贋作ゲーム」「スエズに死す」「エアーポート・81」「ラスト・ワン」「アマゾン・ゲーム」「マッカーサーを射った男」「伊豆の捕虜」の七編、収録されています。



◆感想


 著者ご本人が「ごっこの物語」と書いているように
 どこか作り物っぽい印象を受ける一冊でした。
 演劇とか映画を小説にして、それを読んでいるような気分になります。

 といっても、悪い意味ではないですけどね。

 うまく言葉にできませんが昭和な香りが良かったです。
 何となく、金曜ロードショーの最初のシーンが思い浮かびました。

 ところでPart1とPart2が分かれているのは
 何か意味があったのでしょうか?
 作品全体を通して何かトリックがあるのかと思ったらそんなこともなく、
 何となく肩透かしを喰らったような気分になりました。


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、充実した日々を送っています(−−)

 この状況はなんでしょ。
 やることがいっぱいあるのですが、
 忙しいともちょっと違うのですよね。
 追い込まれている感はありません。

 でも、やることややりたいことはいっぱいあります。

 うん、やっぱり「充実している」という表現が
 一番しっくりきますね。
 ということで、今日もそれなりに元気です(−−)ノ

 寒さに負けずに頑張るべ〜(=_=)


タグ:山田正紀
posted by ササキマコト at 07:10 | 小説