◆本の内容
美しくてカリスマ性もある文芸サークルの会長・白石いつみが死んだ。校舎の2階から飛び降りたのだ。一週間後、部員たちが部室に集まり、彼女の死を偲んだ……一風変わった形式で。闇鍋を行いながら部員たちの書いた私小説の朗読会を行ったのだ。私小説のテーマは「白石いつみの死」その中で彼女の死の真相と犯人が語られるが……。私小説という形で、事件の真相について語られていきます。ただし、それぞれの書いた内容には矛盾があって「一体、どれが真実なのよ?」となる展開です。イヤミスです。
◆感想
オチの一部は予想通りといえば予想通りでしたが、面白かったです。
「ヴィーナスの腕」関連は、まったく想像していなかったので
読んだときに「おぉ、なるほどねー」となりました。
何気に結構、伏線も張られていたのですね。
全体的な印象は、湊かなえさんの作品と被りました。
物語としての構成も似ていると思います。
あの手のイヤミスが好きな人は楽しめるはずです。
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、クリスマスイブですね。
三連休ということもあり、この時間帯になっても
外は人が、うじゃうじゃしています。
うじゃうじゃ。
……これといって書くことがありません(−−ゞ
あっ、今日が誕生日の方は、お誕生日おめでとうございます。
素敵な一年にしてください(−−)ノ
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