◆本の内容
もしも物事を覚えられなくなったら。ある日、全人類は長期記憶を失なった。10分前後しか記憶が続かなくなったのだ。しかし、人類は諦めなかった。出来事を機械的な記憶装置(メモリ)に記憶させることによって疑似的に記憶を再現することで生活を続けた。そんな世界で起こる、ちょっと異常で、それ以上に当たり前な出来事の物語です。
◆感想
ジャンルはSFですね。 星4つ:★★★★ さて、あっという間に5月も3分の1が終わりました。
全人類が某・忘却探偵になってしまった世界観です。
「もし、記憶が続かなかったら?」というIFに対して
本気で想像(妄想・空想)していて面白かったです。
「あ〜、確かに、こんな世界だったら、こんなことが起こりそう」と
思わされました。
また、若干ではありますが、哲学っぽい内容を含んでいます。
頭を使いながら読むと疲れちゃうかもしれません。
世界観を受け入れて、テレビを見るような気分で読んだ方が楽しめると思います。
この方の作品は特に大きな事件が起きなくても
ついつい一気読みさせられてしまうのですよね。
「ここが面白い!」と説明しにくいのですが、
私の好みに合う作品が多い作家さんです。◆お気に入り度
◆日記とか雑談とか
この時期はガッツリと気合が入っているはずだったのですが
何となく気分が乗らず、予定通りに進んでいません(〜_〜)
まぁ、予定は未定って言いますからね。
危機感を覚えるのは悪くありませんが、
無駄に焦るのは逆効果です。
開き直って、自分の気持ちに流されようと思います。
あ〜れ〜(/−−)/)))
タグ:小林泰三