追憶の夜想曲/中山七里

◆本の内容


辣腕弁護士・御子柴礼司が次の弁護の対象として選んだのは、夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦であった。高額の報酬と引き換えに勝利を勝ち取る弁護士が、なぜ資産家でもない一介の主婦の弁護を?周囲が不信を覚える中、御子柴は弁護の準備を進めた。一体、彼の目的は何なのか?ダークヒーロー御子柴礼司の法廷ミステリーシリーズ第2弾です。



◆感想


 さり気なくクロスオーバーしています。
 『さよならドビュッシー』とかの主要人物・岬洋介のパパさんが
 相手役として登場しました。

 また、軽いネタバレですが、主役の重大な過去に関する話が展開されます。
 どうやらシリーズの次の作品も出ているようですが、
 私は読み終えた瞬間「このシリーズも完結かぁ」と思いました。

 シリーズの過去作『贖罪の奏鳴曲』や『さよならドビュッシー』関連、
 『どこかでベートーヴェン』辺りを読んでからの方が、より楽しめると思います。

 本作単体としては、一部のネタは途中で見当がつきました。
 とはいえ、残りページ数が少なくなってからの怒涛の巻き展開は
 スピード感があって気持ちよかったです。
 途中で「これしかページが残ってないけど、まとまるのかな?」と思いましたが
 杞憂でした。
 さくさく伏線を回収して、さくさく新事実を披露して、さくっと締める。
 さすがです。

 舞台が舞台なだけに爽やかな作品とは言い難いですが、面白かったです。
 機会を見つけて次作も読んでみようと思います。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、6月最後の一週間ですね。
 梅雨らしい天気になってきましたが、
 じめじめした空気に負けずにやったりましょー( ̄O ̄)ノ

 ということで、終わり良ければ全て良しの精神で
 今週も無理だけせずに頑張りまっす(−−)☆

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タグ:中山七里
posted by ササキマコト at 05:54 | 小説