◆本の内容
予備校時代の仲間の成功を祝う祝賀会にて、突然、参加者の一人が恩師の頭をワインボトルで殴りつけて殺した。その場に居合わせた碓氷優佳は、その出来事に"ある人物"の作為を感じる。優佳は真相を暴くべく行動を開始し……。恩師の死を悼む酒の席にて、優佳と"ある人物"の高度な心理戦が始まった。碓氷優佳シリーズの5作目です。
◆感想
この本は、シリーズ物です。
巷では「碓氷優佳シリーズ」とか呼ばれています。
『扉は閉ざされたまま』
『君の望む死に方』
『彼女が追ってくる』
『わたしたちが少女と呼ばれていた頃』
そして本書と、すべてに碓氷優佳という女性が出てきます。
ストーリー的な繋がりは薄いので、それぞれの作品単独でも読めますが、
背景を把握しておいた方が楽しめるはずです。
できれば刊行順に読んであげてください。
特に本書は『わたしたちが少女と呼ばれていた頃』を読んでからの方が
余計な疑問を感じなくて済みます。
さて、それでは本作の感想ですが……まず読む前に思いました。
「この本、薄いなぁ(−−;ぼったくってる気がするなぁ(−−;」って。
全部で190ページ弱ですからね。
前作の『わたしたちが少女と呼ばれていた頃』を読んだときも思いましたが
これで840円(税別)は、ちょっと高いんじゃないでしょうか。
このシリーズは全体的にページ数に対する価格設定が強気な気がします。
中身は面白かったですけどね。
ページ数の割りにはガッツリしっかり読み応えがありました。
内容も、ある意味、いつも通りです。
論理思考のぶつけ合いで心理バトルです。
碓氷優佳シリーズが好きな人は、きっと本作も満足できるはずです。
◆お気に入り度
星4つ:★★★★
◆日記とか雑談とか
さて、最近、雨が続いていますね。
お洗濯するタイミングが難しくて少し困っています(−−;
来週も前半は雨が続きそうなので
諦めて雨でも洗濯した方が良さそうですね(−−ゞ
残りのパンツの枚数を数えつつ、
手遅れになる前に洗濯しようと思います。