ミステリークロック/貴志祐介

◆本の内容


防犯探偵・榎本シリーズの短編・中編集です。「ゆるやかな自殺」「鏡の国の殺人」「ミステリークロック」「コロッサスの鉤爪」の4編収録されています。物理トリックが中心のミステリーです。



◆感想


 私が楽しめた順番に並べると

 1.ゆるやかな自殺
 2.コロッサスの鉤爪
 3.鏡の国の殺人
 4.ミステリークロック

 です。

 個人的には「ゆるやかな自殺」が一番好みでした。
 コンパクトにまとまっていてトリックもシンプルで面白かったです。

 一方で表題作の「ミステリークロック」はイマイチでした。
 ごちゃごちゃしていて私には複雑すぎました。
 物理トリック系のミステリーが得意でない人は
 楽しめない可能性が高いと思います。

 全体的に専門知識に基づいたトリックが多いので
 ミステリーとしては「ふ〜ん(−−)」って感じでした。

 美人?弁護士・青砥純子せんせーのズッコケ推理や探偵役・榎本との掛け合い、
 ちゃっかりした性格がにじみ出ていることによるコメディ感は面白かったです。


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、なんか微妙な頭痛が続いています。
 頭、痛い(−公−)

 別に深刻な痛さではないのですけどね。
 「痛い」というよりは「重い」と表現した方が相応しい気がするくらいで
 作業とかができなくなるほどではないのですが……。
 鬱陶しいものは鬱陶しい!(−A−)

 ということで、この頭痛の不快さを幸福感で上書きするために
 ちょっとお高めのアイスを食べることにしました。

 最近のマイブームはスーパーカップの苺ショートケーキ味です。

 ……あっ、間違った。
 エッセルの苺ショートケーキ味です。

 「スーパーカップ」がブランド名だと思っていたのですが
 「エッセル」の方がブランド名らしいっすよ?;−−)b

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タグ:貴志祐介
posted by ササキマコト at 00:19 | 小説