◆本の内容
ついに自分の過去が世の中に知れ渡ってしまった悪徳弁護士・御子柴礼司は依頼が激減していた。そんな中、医療少年院時代の恩師が殺人容疑で逮捕される。御子柴は弁護人に名乗り出るが……。『贖罪の奏鳴曲』『追憶の夜想曲』に続くシリーズ第三弾です。
◆感想
御子柴さん、随分、人間臭くなっちゃったなぁ(−−ゞ
大事な注意点です。
本書に興味を持った方は
1.『贖罪の奏鳴曲』
2.『追憶の夜想曲』
3.本書
の順番で読んであげてください。
そうしないと本書の面白さが半減……どころじゃなく減ります。
主人公は御子柴礼司という弁護士です。
目的のためには手段を選ばないところがあったりします。
分類はダークヒーローでしょう。
こいつが世の中に登場するのが『贖罪の奏鳴曲』です。
そんなダークヒーロー・御子柴さんですが複雑な過去を持っています。
その過去に(一応の)決着がつくのが『追憶の夜想曲』です。
私は『追憶の夜想曲』を読んだときに
「これでシリーズは終わりかな?」と思いました。
ところがどっこい、続きました。
シリーズの三作目として登場したのが本書です。
あまり深くは言えませんが、シリーズを通して御子柴さんの成長が描かれています。
シリーズを読み進めるごとに御子柴さんに対する印象が変わってくると思います。
よって、一作目から順番に読んであげてください。
一作目の「贖罪の奏鳴曲」を読んで「なんか、つまらん(−−)」と思ったら
二作目以降は読む必要ありません。
基本的には全部、同じノリの作品です。
一作目が楽しめたら二作目以降も楽しめるはずです。
一気に全部、読破しちゃってください。
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、2月に入りましたね。
2月は28日しかない上に、確定申告があるのですよね(−−ゞ
確定申告の手続き自体はパソコンからe-Taxでやるし、
領収書の整理とかも毎月ちまちまやっているので手間ではないのですが
それでも、やっぱり微妙に「めんどくせー(−A−)」という気分にはなります。
まぁ、やるけど(−−)☆
サクっと片付けるけど(−−)☆
あんなもん、余裕だからねっ(−−)☆
……と自分を鼓舞して何とか乗り切りまっす(O__)O あ゛ー……