◆本の内容(amazon.co.jpより引用)
京都を舞台にスター探偵が駆ける!
京都の街で相次いで起きた殺人事件。
なぜかすべて、シャーロック・ホームズ譚を模していた。
解決に乗り出したのは、日本探偵公社の
若きスター・天親獅子丸と、助手の大河。
大河は獅子丸をモデルにした『キングレオ』シリーズの
スクリプトライターでもあった。
無関係に思われた事件を追っていくと、
謎の天才犯罪者の存在が浮かびあがってくる。
エスカレートする犯人の挑発。
獅子丸はついに、師である
老獪な名探偵と対決することに!
◆感想
連作短編形式のミステリーで
シャーロック・ホームズを意識した作品です。
シャーロック・ホームズの作品を読んでいる人はニヤリとできますし、
読んでいない人は読んでみたくなると思います。
登場人物の名前が著者の他のシリーズに出てくる人ばかりなので
スピンオフ作品だと思ったのですが……。
同じ事件の解決方法があっちとこっちで違ったので、
パラレルワールドなのでしょうね。
『丸太町ルヴォワール』とかとは別世界の話です。
『○○ルヴォワール』シリーズを読んでから本書を読まれる方は
その点を気を付けてください。
私は同じ世界の話だと思って読み進めていたので、
最後の方で少し混乱しました。
内容自体はとても楽しめたのですけどね。
別シリーズの作品と「同じ名前だけど別のキャラ」なところが
少し気になりました。
◆お気に入り度
星3つ:★★★★
◆日記とか雑談とか
さて、あまり実感がありませんが、月末で年度末ですね。
例年であれば3月は収入が多くなる月なのですが、
今年は多くなりませんでした(´・ω・`)
おそらく新型コロナうんぬんの影響です。
もちろん「こんちくしょう!(TAT)」と思う気持ちはありますけどね。
見方を変えると、私のやっていることが、社会情勢の影響を
ダイレクトに受けるくらいの規模になった証拠でもあります。
そう考えると、ちょっと感慨深い……かも?(ノ∀`)
ただ、まぁ、ハラハラしながらニュースを見るような生活は
あまり好ましくありません。
多少の景気変動ではドキドキしなくて済むように、
あれやこれやとやっていこうと思います。