ティンカー・ベル殺し/小林泰三

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


夢の中では間抜けな“蜥蝪のビル”になってしまう大学院生・井森建。彼はある日見た夢の中で、活溌な少年ピーター・パンと心優しい少女ウェンディ、そして妖精ティンカー・ベルらに拾われ、ネヴァーランドと呼ばれる島へやってくる。だが、ピーターは持ち前の残酷さで、敵である海賊のみならず、己の仲間である幼い“迷子たち”すらカジュアル感覚で殺害する、根っからの殺人鬼であった。そんなピーターの魔手は、彼を慕うティンカー・ベルにまで迫り…ネヴァーランドの妖精惨殺事件を追うのは殺人鬼ピーター・パン!



◆感想


 『〇〇殺し』シリーズの第4作目です。
 興味を持たれた方は刊行順に読むことをオススメします。
 ストーリー自体は独立しているのですけどね。
 世界観と設定が結構ややこしいので、順番に把握しながら読み進めないと
 話の本筋とは関係ないところで「どういうこと?」となると思います。
 あとは2作目以降を先に読むと1作目のとある部分のネタバレを喰らいます。
 ということで、できれば刊行順に読んであげてください。

 それでは本作の感想ですが……面白かったです!
 巧みな伏線が随所に張り巡らせられていて、楽しめました。
 まさか1ページ目のアレがアレだったとは……。

 ただし、メインのトリックは「それ、ズルくね?(−A−)」と感じました。
 情報の後出しかどうかがかなり微妙なラインで、
 セーフな気もしますしアウトな気もします。
 あまり「犯人を当てるぞ!」「トリックを見破るぞ!」と意気込まないで
 素直に読んだ方が楽しめると思います。

 ちなみに、人がサクサク死んだり、アレなネタがあったりで、
 爽やかさとは無縁な世界です。
 合わない人はとことん合わないと思います。

 本作に限りませんが、小林泰三さんの作品は他の人に薦めにくいのですよね。
 癖が強い作品が多く、万人受けする作風ではありません。

 だからこそ、ハマる人はハマるのでしょうけどね。
 緻密な構成の作品が好きでグロ耐性がある人は楽しめるはずです。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、ちょっと張り切ってお散歩をしたら
 膝がメッチャ痛くなりました(−−;

 私の住んでいるところの最寄り駅は
 神奈川県にある「大和」という駅なのですけどね。
 「相模大野」という駅まで歩いて行ったのです。

 相模大野駅の駅前にあるお店に行きたかったのですが
 電車には乗りたくなくて、いろいろ考えた結果
 「よし!歩いて行こう(−−)☆」となりました。

 電車には乗りたくないので、もちろん帰りも歩きでした。

 その結果(−−)b

 次の日、右膝と左足の甲がメッチャ痛くなりました(ノ∀`)

 どれくらいヤバかったかというと、
 5メートルくらい移動するのに3分くらいかかるレベルで、
 湿布なんて気休めにもならなくて、
 急遽、冷凍庫にあった刻み玉ねぎ(未開封)で
 アイシングしたくらいです(ノ∀`)

 昔サッカーをやっていたので膝の痛みには慣れていたりするのですが、
 それでも涙目になるくらいには痛かったですよ。

 幸い、その次の日には歩けなくはないくらいには回復しましたけどね。





 今度は左膝が痛くなりやがった(ノ∀`)

 刻み玉ねぎを再冷凍していて良かったです(´−ω−`)


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posted by ササキマコト at 11:42 | 小説