◆本の内容(amazon.co.jpより引用)
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の「私」は、かつての凄惨な体験を振り返る。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。「私」は、事件を小説として発表することで情報を集めようとするが―。予測不可能な展開とどんでん返しの波状攻撃にあなたも必ず騙される。一気読み不可避、寝不足必至!!読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!
◆感想
「ミステリーっぽいホラー」と表現するべきか
「ホラーっぽいミステリー」と表現するべきか悩ましい作品でした。
ミステリーとホラーが良い感じに融合しています。
さらに!
作中作のような構成になっていて、あれやこれやがあれやこれやで、
自分が物語の登場人物になったかのように錯覚できる工夫がなされていました。
「こわいよ〜、こわいよ〜」な本格系ホラーが好きな人は
微妙かもしれません。
そこまでガッツリとしたホラーではありません。
反対に、すべての謎が解明されないと我慢できないミステリー好きも
もやもやした思いが残ると思います。
半分はホラーなので、最後まで明かされない謎(?)もあります。
私はホラー系があまり得意ではない(怖くないので面白いと感じない)のですが、
本作は良い感じに楽しめました。
ちょっと背中が寒くなる感がありつつ、
ミステリー的な面白さがあったからだと思います。
◆お気に入り度
星4つ:★★★★
◆日記とか雑談とか
さて、10月に入ってから、ちょぼちょぼと外出の予定が入ってきています。
久しぶり(半年ぶりくらいかな?)に電車に乗る機会もありそうです。
お家でペチペチやるのも、それはそれで楽なのですけどね。
たまには外に出て社会人っぽい振りをするのも良い気分転換になりそうです。
ということで、何気に外出するのが楽しみだったりします(*´ェ`*)
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