◆本の内容(amazon.co.jpより引用)
大学生の克己は実習グループの紅一点である亜紀に好意を抱く。交際経験がなく、他の男子も彼女を狙っていると知り、一歩引いていた克己だが、亜紀から「二人で会いたい」と
思わぬ誘いがあって――(書き下ろし「数学科の女」)
他に、突然の余命宣告を受けて結婚を決意した夫婦を描く「夫の余命」(日本推理作家協会賞候補)や、アイドルの握手会をまさかのミステリに仕立てた「なんて素敵な握手会」など、どんでん返しの名手の技が冴える珠玉のミステリ7篇収録。
<目次>
夫の余命
同級生
カフカ的
なんて素敵な握手会
消費税狂騒曲
九百十七円は高すぎる
数学科の女
◆感想
短編が7編収録されています。
個人的には最初の「夫の余命」がズバ抜けて面白かったです。
最後まで読んだ後に、もう一度最初から読み直しました。
これこれ、こーゆーやつが読みたかったのですよ(*´ェ`*)
「なんて素敵な握手会」も好みでしたが、
実は別の作品集で読んだことがあったのですよね。
最初に読んだときはキレイに騙されました。
書きおろしの「数学科の女」は、
途中で展開が読めちゃったので
あまり驚きはありませんでした。
ただ、B型の彼をアレしたってことは……
何気に本命なのはホントなのかな(−−?
そんな邪推をしつつ楽しませていただきました。
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、頑張ってやるようなものでもありませんが、
頑張って積読を消化しています。
……が、また買っちゃった(−∀−;ゞ
「別に腐るものじゃないから、いっかな〜」とか思っちゃうのですよね。
いかん、いかん(−−;
ちなみに2冊くらい読んだのですが5冊くらい買ったので
積読本は3冊増えました(−∀−;ゞ
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