家族解散まで千キロメートル/浅倉秋成

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


実家に暮らす29歳の喜佐周(きさ・めぐる)。古びた実家を取り壊して、両親は住みやすいマンションへ転居、姉は結婚し、周は独立することに。引っ越し3日前、いつも通りいない父を除いた家族全員で片づけをしていたところ、不審な箱が見つかる。中にはニュースで流れた【青森の神社から盗まれたご神体】にそっくりのものが。「いっつも親父のせいでこういう馬鹿なことが起こるんだ!」理由は不明だが、父が神社から持ってきてしまったらしい。返却して許しを請うため、ご神体を車に乗せて青森へ出発する一同。しかし道中、周はいくつかの違和感に気づく。なぜ父はご神体など持ち帰ったのか。そもそも父は本当に犯人なのか――?



◆感想


 途中までは、とても面白かったです。
 物語がどこに着地するのか分からず、
 先が気になって一気に読み進めました。

 ただ、個人的に最後の方は蛇足だったな……と。
 おそらく著者が本当に書きたかったテーマは最後の方の部分だと思いますけどね。
 純粋にミステリーを楽しみたかったので興ざめしました。

 あと、個人的にはハッキリしたラストが好きなので、
 終わり方も好みではありませんでした。
 結局、逮捕されちゃったのかな(−−?


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、昨日、今日と、いつもとは違う頭の使い方をしました。
 単純に久しぶり(数年ぶり?)の作業をやったというだけですけどね。
 脳みその普段使わない部分を使った気がして
 ちょっと疲れました(〜_〜)

 ということで、今日は今からリフレッシュタイムに入ります。
 のんびりするぞー!ヾ(´∀`)ノ


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posted by ササキマコト at 17:38 | 小説