君が電話をかけていた場所/三秋縋

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。「十二歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。しかし、当時のあなたにとって、彼女はあまりに遠い存在でした。『自分には、彼女に恋をする資格はない』。そう考えることで、あなたは初鹿野さんへの想いを抑えつけていたのです。……ですが、同時にこうも考えていました。『この痣さえなければ、ひょっとしたら』と。では、実際に痣を消してみましょう。その結果、初鹿野さんの心を射止めることができれば、賭けはあなたの勝ちです。初鹿野さんの気持ちに変化が起きなければ、賭けは私の勝ちです」



◆感想


 ぬぅ、予想外でした。
 2冊でワンセットなのは知っていたのですが、
 もう一冊のタイトルが『僕が電話をかけていた場所』だったので、
 1つの物語を別視点で捉えたA面・B面みたいな構成だと思っていたのです。
 実際には完全に続き物の前・後編でした。

 ということで評価は保留です。
 不穏な空気があったりしてそれなりに楽しめましたが
 全体として種まきに終始していた印象です。
 本作が面白かったと思えるかは下巻次第ですね。
 どう収穫するかで天と地ほど評価が変わります。

 先が気になる展開だったのは確かなので、
 できるだけ早めに下巻を読みます。


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、ついに『龍が如く0 誓いの場所』を開封しました。
 オープニング映像も見ましたよ。
 カッコ良かったです。

 ちなみに、ゲーム本編は、まだ手付かずです(つ∀`)
 今やっている作業がキリの良いところまで進んだら
 お祝いを兼ねて楽しみます(*´ェ`*)


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posted by ササキマコト at 13:31 | 小説