僕が電話をかけていた場所/三秋縋

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


ずっと、思っていた。この醜い痣さえなければ、初鹿野唯の心を射止めることができるかもしれないのに、と。「電話の女」の持ちかけた賭けに乗ったことで、僕の顔の痣は消えた。理想の姿を手に入れた僕は、その夜初鹿野と再会を果たす。しかし皮肉なことに、三年ぶりに再会した彼女の顔には、昨日までの僕と瓜二つの醜い痣があった。初鹿野は痣の消えた僕を妬み、自宅に閉じこもる。途方に暮れる僕に、電話の女は言う。このまま初鹿野の心を動かせなければ賭けは僕の負けとなり、そのとき僕は『人魚姫』と同じ結末を辿ることになるのだ、と。



◆感想


 『君が電話をかけていた場所』の続きです。
 完全に続き物なので、本作に興味を持たれた方は
 『君が電話をかけていた場所』から読んであげてください。

 ほんで、読んでみた感想ですが、面白かったです。
 とても優しい物語でした。
 ギリギリまで救いのない結末しか想像できませんでしたが、
 よく、あそこからあそこに着地させたなぁ。
 良かったぁ(つ∀`)・°・。

 途中までは不穏な空気が満載でしたが、
 最終的には、ほっこりした気持ちになれる青春小説でした。


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、ついに『龍が如く0 誓いの場所』をやり始めました。
 楽しっ(*´ェ`*)

 ちなみに今は(ゲーム内で)将棋をやっています。
 本編は、あまり進んでいません(ノ∀`)


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posted by ササキマコト at 13:54 | 小説