はじまりの町がはじまらない/夏海公司

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


世界(サービス)終了を、止められますか? MMORPG「アクトロギア」のサービス終了が決定。そんななかゲーム世界の〈はじまりの町〉で町長を務めるオトマルは、唐突に自我を獲得する。同じく覚醒した毒舌秘書官のパブリナの説明で、世界の終わりを阻止するためには冒険者たちの満足度向上が必須と理解した町の住人たち。ショップやクエストの最適化、近隣国との交易。NPCたちの奮闘はやがて世界の外側をも巻き込む大事件へ――終わりかけゲーム復興物語!



◆感想


 面白かったです。

 一応、世界を救う話ですが、勇者や魔王は登場しません。
 人気低迷で自分たちの世界(ゲーム)がなくなるという世知辛い事情です。

 結局、テーマは「どうやって客寄せするか?」ですからね。
 お仕事小説っぽい雰囲気で楽しめました。
 あれやこれやと冒険者を増やすための施策を頑張ります。

 ……と思ったら、おやまぁ。
 後半は雰囲気が変わりましたね。
 ちょっと印象が『ゼーガペイン』と被りました。
 これは、これで面白かったです。

 あと、秘書官のパブリナがアホみたいに優秀でビビリました。
 この人が本気を出せば、世界征服だって可能だと思う……(−−;


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、かつやさんの唐揚げ定食を食べてきました。
 なんか微妙に変わってた(´・ω・`)

 学生時代、よく行っていた個人経営の定食屋さんがあってですね。
 そこの唐揚げが好きだったのです。
 社会人になってからは食べに行けていなかったのですが
 学生時代の友人に「かつやさんの唐揚げが、かなり似てるよ」と教えてもらったので
 食べに行ったところ「確かに似てる!」となりました。

 それ以来、たまに行っていたのですが、
 昨日久しぶりに行ったら、微妙に変わっていました。
 唐揚げの形が、ちょっと平べったくなっていたのです。

 味は(多分)同じです。
 食感とかも、そんなに変わりありません。
 でも、なんか微妙に違う(´・ω・`)

 平べったくなったことによって、食べやすくなってはいます。
 これは「改良」と言って差し支えない変化です。
 ただ、私の思い出の唐揚げからは少し遠ざかってしまいました(´・ω・`)

 お肉の個体差なのか企業努力の賜物なのかは分かりませんけどね。
 ちょっと複雑な気持ちになった晩御飯でした。

 ちなみに、ちょっと平べったくなったことによって、
 箸で持ちやすいし、かぶりつきやすかったです。
 あの変化が意図的なものだったら「かつやさん、やるじゃん!」と思います。


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posted by ササキマコト at 14:20 | 小説