ヒポクラテスの困惑/中山七里

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


2020年4月。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、一人の女性が埼玉県警の古手川を訪ねる。彼女は、オンライン通販の創設者で現代の富豪、そして前日にコロナ感染症で急逝した萱場啓一郎の姪だという。大金を払って秘密裡に未承認ワクチンを接種していた啓一郎がコロナで死ぬはずはない、本当の死因を調べてほしいと頼まれた古手川は、浦和医大法医学教室に解剖を依頼。光崎教授が見出したのは、偽ワクチンによる毒殺の可能性だった――。



◆感想


 今回は新型コロナの話でした。
 「今さら新型コロナ?」とも思いましたが、
 2022年に連載されていた作品なのですね。
 納得です。

 中山七里さんの作品は、
 ページ数が残りわずかになるまで事件が解決する素振りが全く見えず
 ラストの10〜20ページくらいで一気に解決することが多いです。
 本作もそんな感じでした。

 正直、警察がダラダラ捜査するだけの展開は好きではありませんし、
 ミステリーとしてのコスパは良くない気がするのですが、
 何故か中山七里さんの作品はストレスなく読めてしまいます。
 不思議です。

 私の好みの系統からは外れているはずなのですけどね。
 本作も楽しく読めました。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、確定申告シーズンがやってきました。
 明日にでもやろうと思っています。

 あー……めんどくせっ(−A−)

 最初の1、2回は楽しめましたが、
 10年以上やっていると、さすがに面倒くささが勝ちます。

 まぁ、やらないと国から怒れちゃうので、やりますけどね。
 目標は明日中にやっつけることです。


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posted by ササキマコト at 06:57 | 小説