殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス/五条紀夫

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


身代わりとなった親友を救うため、メロスは推理した――!自身の身代わりとなった親友・セリヌンティウスを救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならないメロス。しかし妹の婚礼前夜、新郎の父が殺された。現場は自分と妹しか開けられない羊小屋。密室殺人である。早く首都へ戻りたいメロスは、急ぎこの事件を解決することに!? その後も道のりに立ちふさがる山賊の死体や、荒れ狂う川の溺死体。そして首都で待ち受ける、衝撃の真実とは? 二度読み必至の傑作ミステリ!



◆感想


 タイトルに惹かれて手に取りました。
 タイトル通りの内容でした。
 基本的には『走れメロス』なのですが、
 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではなくなります。

 シリアスとユーモアのバランスが絶妙で、
 シリアスな場面も、ゆるい空気感が漂っていたりいなかったりしました。

 全体的には楽しめたのですが……イマジンティウスの件に、
 個人的にモヤモヤしたのですよね。
 ちょっと、もったいなさを感じました。


◆お気に入り度


 星2つ:★★


◆日記とか雑談とか


 さて、11月です。
 「明日から本気出すっ!ヾ(´∀`;)ノ」と言ったものの、
 いまだに本気を出せていません。
 なんか、意志の力が尽きている感じです。

 あー……やらなきゃな〜。
 やる気でねー。


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posted by ササキマコト at 07:15 | 小説