ゆきの山荘の惨劇―猫探偵正太郎登場/柴田よしき

◆本の内容


小説家とその飼い猫が友人の結婚式に招かれて山荘に行ったんだけど、土砂崩れで閉じ込められた上に、招待客が毒で死んだり転落死したりでえらいこっちゃになる話です。文字通り「ゆきの山荘」が舞台の王道?ミステリーです。



◆感想


 この小説は、あれですね。
 人間が描けていない( ̄^ ̄)

 ……は、さすがに言い過ぎでしょうか。
 じゃあ、人間が半分くらいしか描けていない( ̄^ ̄)

 タイトルでネタバレしているので補足しておくと、
 後の半分は猫について描かれています。

 主人公は作家の飼い猫です。
 基本的には、こいつの一人称視点で話が進みます。
 内容は、王道の山荘もの……ですが、それは、それ。
 主人公が猫ですからね。
 それに合わせた工夫も見られます。

 後のことは、読んでのお楽しみということで(−−)ノ

 ミステリーが読みたいなーと思って手に取ってミステリーが読めました。
 しかも、王道ですが捻りもあって、安定感がありました。
 満足です。


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、クリスマスも終わって、いよいよ年末ですね。
 2016年最後の一週間が始まりました。

 みなさん、今年は何日が仕事納めなのでしょうか?
 例年だと27日とか28日とか29日とかですが、
 今年もそんな感じなのですかね?

 私は、お客さまから何か連絡が来れば対応するし
 何も連絡がなければ何もしない感じです。
 基本的には、コタツでのんべんだらりと過ごします。

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タグ:柴田よしき
posted by ササキマコト at 03:05 | 小説

暗黒女子/秋吉理香子

◆本の内容


美しくてカリスマ性もある文芸サークルの会長・白石いつみが死んだ。校舎の2階から飛び降りたのだ。一週間後、部員たちが部室に集まり、彼女の死を偲んだ……一風変わった形式で。闇鍋を行いながら部員たちの書いた私小説の朗読会を行ったのだ。私小説のテーマは「白石いつみの死」その中で彼女の死の真相と犯人が語られるが……。私小説という形で、事件の真相について語られていきます。ただし、それぞれの書いた内容には矛盾があって「一体、どれが真実なのよ?」となる展開です。イヤミスです。



◆感想


 オチの一部は予想通りといえば予想通りでしたが、面白かったです。
 「ヴィーナスの腕」関連は、まったく想像していなかったので
 読んだときに「おぉ、なるほどねー」となりました。
 何気に結構、伏線も張られていたのですね。

 全体的な印象は、湊かなえさんの作品と被りました。
 物語としての構成も似ていると思います。
 あの手のイヤミスが好きな人は楽しめるはずです。


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、クリスマスイブですね。
 三連休ということもあり、この時間帯になっても
 外は人が、うじゃうじゃしています。

 うじゃうじゃ。

 ……これといって書くことがありません(−−ゞ

 あっ、今日が誕生日の方は、お誕生日おめでとうございます。
 素敵な一年にしてください(−−)ノ

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タグ:秋吉理香子
posted by ササキマコト at 00:26 | 小説

鈴木ごっこ/木下半太

◆本の内容


借金返済のためにやらされたのは家族ごっこだった。一軒家に集められた見知らぬ男女4人は、一年間「鈴木」家として暮らすように指示された。それぞれが2,500万円の借金を抱え、その返済のための指示だった。家族ごっこをすることが、なぜ借金返済につながるのか?疑問を感じながらも家族ごっこを続けるが……。みたいなお話です。まさか、アレがあーなって、あーなるとは。



◆感想


 思わせぶりな展開ではあるけど、普通だなーと思って読んでいたら
 最後の1ページでバッサリ斬られました。
 あぁ、そうですか。
 木下半太さんにしては捻りがないな〜と思っていたんですよね。

 ちっくしょっ(−ε−)

 良い意味でヤラレタ感が強かったです。

 トリックのためのトリックみたいな部分はあるので、
 好き嫌いは分かれるかもしれません。

 木下半太さんの作品というと
 「どんでん返しの畳み込み」みたいなイメージがあったのですが
 良い意味で裏切られた作品です。

 個人的には好きな部類に入る作品でした。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、今年も残すところ10日弱です。
 油断していると一瞬で過ぎ去ってしまいそうですね。
 一日一日を大事に生きますよ!

 ……と言いつつ、着々とぐーたらする準備を整えております。
 取りあえず、年末年始に読む用の小説を20冊程買いました。
 あとは食べ物と飲み物を調達すれば、年末年始引きこもりモードの完成です。

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タグ:木下半太
posted by ササキマコト at 11:00 | 小説